心の世界へ!

”心の動き”を活用する時代について発信しています

自分の判断基準が"変"だと思えるか



人間なら誰しもが持っているものの中の一つに"判断基準"があります。



その"判断基準"は人によって似ていたり、バラバラだったりします。




そしてその"判断基準"は何か物事を意思決定する上で必ず使います。




自分がどのような"判断基準"を持っているだろうかと、改めて考えてみた事はありますか?




さらに、自分の持っている"判断基準"に対してじっくり吟味し、この基準を採用するかどうかを考えてみた事はありますか?




多くの場合、そのような事はしないと思います。




それはその人にとってその基準が当たり前過ぎて、無意識に絶対正しいと思い込んでいるからです。




だから無自覚に人や自分をジャッジしてしまいます。




その結果、他己否定や自己否定を繰り返します。




例えば、
「ある人からLINEの返信が1日間来なかった」
という1つの事実が起きたとします。



その時に
「この人は私を無視しているに違いない」
「全く自分に興味が無いんだ」
「嫌われてるかも…」
と思ったとします。




そして、怒りや不安の感情が沸き起こります。




この時、自分がそのような感情や言葉の動きが起こった事に対して異変を感じるでしょうか。




もしかしたら相手方はただ単に忘れていたり、返したつもりで勘違いしていたり、何か事情があっただけかもしれません。




その確認をする前に、勝手に考えを巡らせて怒ったり不安になったりしているのです。




これを普通だと思ったり、個性や性格だと思えばずっとそのパターンは繰り返すでしょう。




でも見方を変えれば、これってかなりエネルギーの無駄遣いをしていると思いませんか??




私の観点から観れば明らかに"変"です。




自分自身で"変"だと思う事が出来れば、このパターンを変化させるきっかけを掴むことができます。




当然である。
常識である。
個性である。
性格である。



と決めつけると、思考がstopして先に行けなくなるのです。




その"変"な判断基準を用いる事によって、無駄な考えや感情を大量生産しているのが人とも言えます。




エネルギー効率が非常に悪いです。




相対比較なども同様で




自分より出来る人を見つけては、自分はダメだと落ち込みます。




そして無駄に考えや感情を動かし、エネルギーを浪費します。




エネルギーを浪費するぐらいなら、わざわざ自分より出来る人を見つけては相対比較などしてなくてよいのに、どうしてもしてしまいます。




他にも様々なパターンはありますが、これらの要因は一様に




"変"な判断基準を持っているからです。




LINEの返信が来ない
→この人は私を嫌っている
→全く私には興味が無いんだ




このように、普通と思う人は多いかもしれませんが、よくよく考えれば実は論理の飛躍が凄いです。




でもそれを、日々の中で何回もやっています。平気で。




まわりも同じだからと言って、こういうものだと決めつけるのを1度ストップし




自分の判断基準をじっくり観察して、違和感を得る経験を蓄積してみて下さい。




"変"に気付く力が養われます。



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大川真

「自分と自分の宇宙は実在しない」この言葉の意味するところ。


この言葉を聞いた時どのように感じますか?




は?と思う人が多いでしょうし




よくわからん。

ふーん。



と感じる人もいるでしょうし




自分もそう思う!と言う人もいるかもしれません。




この言葉は言い換えるなら、この世界が錯覚であり、仮想のものであるということになります。




このような事を言う人いま現在増えてきています。




理論物理学のホログラフィック原理

イーロンマスク

バンクオブアメリカのレポート、NTTの実験

他様々なスピリチュアリストや宗教家、哲学者

などです。



例えば



「誰も見ていない時でも月は存在するか?」

という実在性問題が世の中では議論されています。




これは量子力学のミクロの分野では既に非実在性が実験で確認されました。




NTTの実験ではさらに大きいスケールにおいても非実在性を証明しました。





つまり簡単に言えば、人間が観測するまでこの現実は存在していないということになります。




観測していない時は、波動状態と呼ばれ、存在の無い情報が広がっているのみとなります。




ではこれが、自分達の日常とどのように繋がっているのでしょうか?




実はこれ、どんな人の人生においても最も重要な論点になるのです。




これから先の人生を


①「自分と自分の宇宙が実在する」という大前提で生きるのか?


②「自分と自分の宇宙が実在しない」という大前提で生きるのか?




この2極で人が分かれます。




人は誰しも、過去の記憶、情報知識、体験を元に"自分"というものを確立し、自分の考えを展開し、人生を設計していきます。




だからその人にとって自分の記憶や思い出はとても大事なものだと思います。



もちろん、忘れたい事もあると思いますが。




もし、それら全てが実は錯覚であり幻想であると言われたら、どう感じるでしょうか?




あなたの基本土台が大きく揺らぐことになります。




映画マトリックスの主人公は、自分が今までホログラムの中にいた事実を受け入れる時にとてもショックを受け暴れ回りました。




人の"存在意義"にダイレクトに関わる重要な問題になります。




だから、②「自分と自分の宇宙が実在しない」事を受け入れた人は




どうせ錯覚だから何してもいいやと自暴自棄になったり、何でもいいやと無思考になるか、





それなら、「本当に実在するものとは何なのだろう?」と疑問を持ち探すようになる方と分かれていきます。




後者はいずれ本当に実在するものを発見し、新しい人生をスタートさせるようになります。




①「自分と自分の宇宙が実在しない」という事を受け入れ無い人は、これまでとあまり変わらない人生を歩むようになります。




頭で分かったとしても、感情の抵抗が働く可能性が高いので、受け入れるためには「勇気」が必要になります。




どの選択をするのも自由です。



僕的には②の人生をオススメします。



理由は色々ありますが、羽のように軽く生きられるからですね。

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大川真








自分の"クセ"を強める自己流の罠

 

何か物事を学ぶ時には必ず学ぶ対象が存在します。
 
 
 
それは多くの場合、"人"だと思います。もちろん、物質や植物、動物から学ぶこともあります。
 
 
 
"人"から学ぶとき、みなさんはどのようにして学んでいるでしょうか。
 
 
 
学ぶ対象の人=師
 
としましょう。
 
 
 
学ぶ時に最も重要なのは、
「その師の教えようとしているイメージを寸分違わず受け取れるかどうか」です。
 
 
 
これ1点のみです。
 
 
 
受け取れればその師のようになれるし、受け取れなければその師のようにはなれません。
 
 
 
守•破•離で整理するならば
 
 
 
第1段階の"守"が出来るかどうかが最も大事で、これが出来なければ破も離も出来ないでしょう。
 
 
 
 
ですが、師のイメージをそのまま受け取る事が実は物凄く難しいです。
 
 
 
 
なぜなら、必ず人は師が言っている事を自己流解析します。
 
 
 
この自己流解析は誰しもがするのです。
 
 
 
その結果、師のイメージとはどんどんずれていき自分流となり、正しくイメージを受け取れる事が次第に出来なくなります。
 
 
 
 
人は必ず学び方の"クセ"を持っており、それに気付かず自己流で学び続ける事でどんどん"クセ"を強化していき、それを治す事が難しくなるのです。
 
 
 
 
それが個性であるという意見もあると思いますが、この"守"を通過していない個性は共有が難しく、孤独と分離を生み出します。
 
 
 
 
師のイメージと完全に一致し、その師を超えてこそ、本当の意味で進化した個性を生み出す事が可能となります。
 
 
 
 
人生を一言で例えるなら、「森」であると言えます。森から抜け出す事を成功に例えるなら
 
 
 
その森から抜けたしたくても、最初は道がわからず迷ってしまうでしょう。
 
 
 
その時に、自力でなんとか出ようとする人はずっと迷い続ける可能性が高い上に抜け出したとしても時間がかかります。
 
 
 
一番早いのはもう既に抜けだした人に案内してもらう事です。その森の案内人が師の事ですね。
 
 
 
その人の案内を素直に聞いて実行していけば森から出られます。
 
 
 
 
そして次のステージの森に入れます。
 
 
 
 
なので、シンプルに言えば実は"素直さ"しか必要ありません。
 
 
 
 
ただし何度も言うようですが、これが実は難しいです。
 
 
 
理想を言えば、既に抜け出す道を開拓されてある森をわざわざ自分が開拓する必要はありません。
 
 
 
案内人に道を教えてもらい、さっさと森を抜け出し
 
 
 
誰も開拓した事の無い森に入って、開拓精神を楽しめば良いのです。
ライバルのいない境地です。
 
 
 
 
そうすれば、いつも最先端を走っている状態を創ることができ、個性が溢れ毎日が楽しくなります。
 
 
 
 
なので、まずは徹底的に"守"を大切にして下さい。
 
 
 
また、自分の"クセ"を強化すればするほど、そのクセを解くことに時間がかかります。
 
 
 
結果的に学びのスピードが遅くなるので要注意です。
 
 
 
 
では、人の学び方ついて具体的にどのような事があるでしょうか?
 
 
 
 
このブログでは、大きく分けて3パターンにしてみました。
 
 
 
①師の本やブログから学ぶ
 
②師に直接会って学ぶ
 
③師と一緒に仕事しながら学ぶ
 
 
 
3つとも大事なのですが、
 
 
 
①より②
 
 
②より③
 
 
 
の方が師から正しくイメージを受け取れる可能性が高いです。
 
 
 
逆に言えば、①のみで学ぶのは最も"クセ"を強化しやすい事になります。
 
 
 
なぜなら、文章はとても抽象的な表現なので、読む人がそれぞれ主観的な解析をしてバラバラな意味合いを持つようになってしまいます。
 
 
 
 
これも例えるなら、お釈迦様の経典は一つでも、弟子の解釈によって様々な派閥が生まれる現象のようにです。
 
 
 
だからこそ②、③が必要です。
 
 
 
また、もう一つ重要なのはその「"師"を共にしているコミュニティに所属しているかどうか」です。
 
 
 
仲間がいれば比較して自分を省みることが出来るので自分の"クセ"に気付きやすいからです。
 
 
 
 
これまでの事をまとめると、
「師」を決めたなら、師に対して素直になり、共に仕事して、師のコミュニティに所属していること。
 
それが「守」を極める最短最速の道です。
 
 
 
 
不安感が出る人はいるかもしれませんが、実はこれが最も人生の成功に重要な要素となります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「新しい価値」を生み出す「新素材」とは?


今はどのような時代なのか、「素材」の観点からそんな事をテーマに書いてみようと思います。



半導体



その素材の発見によってIT社会は到来しました。



それにより、今まで人間がしていた事をパターン化させ、自動的に機械が作業していく事が可能になりました。



なので、あらゆる物事がどんどん便利に速く、効率化されていくようになり



その進化の延長にAI社会が到来する事になります。



時代が進むにつれて仕事が自動化されていくスピードも早まり



今では人間がする事は無くなるのでは?という意見が出るほどになりました。



いまこの瞬間あなたがやっている仕事は、いずれ自動化され機械が行うようになります。



また自動化するだけでなく、それらを発展、拡張していく事までも可能なのです。



それがIT社会の特徴であり、「半導体」の機能でもあります。



なので人間はこれから先、常に新しい仕事、新しい価値を生み出せるようになる必要性が出てきます。



仕事=価値を生み出す事



と定義するならば



①:誰かが作った仕事を効率的に素早く正確にこなしたり、発展させる能力ではなく、
(1→∞)


②:0から新しい仕事を創る能力の方が必要となります。
(0→1)


①はAIが最も得意とする分野で、いずれ人間は全く歯が立たなくなります。



なので相対的に②が重要になってくるのです。



ですが、日本の教育ではまだまだ①を高めようとする傾向がとても強いです。



なので、自ら意識的に②を高めるためにはどうすれば?と考える必要性が出てきます。



ここで素材の観点からもう一度考えます。



半導体」という素材の発見によって、仕事を効率化、自動化、安定的に発展、拡張をする事が可能になりました。



では、安定的に0から新しい仕事、新しい価値を生み出し続ける事ができるためには?



それは、新しい「素材」の発見が必要になると言えます。



0から1を生み出すクリエイティブを持続的に可能とする人材が、未来に生き残る人です。



そんなクリエイティブを可能とさせる「素材」とは一体なんでしょう。



まず、素材と聞くと物質的な物を想像すると思います。



ですが、ここではその固定概念を一度置いてみて下さい。



新しい仕事、新しい価値、クリエイティブが生み出されるためには



「新しいイメージ」が必要になります。



スマートフォンが世の中に現れたのは、スティーブジョブズの頭の中にスマートフォンのイメージがあったからです。



なので「新しいイメージ」を生み出す元とは何か?言うなればイメージの素材とは何か?



つまり、その「新素材」を発見し、応用活用する事が



0→1を生み出すクリエイティブなスペシャリストになる道と言えます。



言い変えるならその「新素材」とは「物質」では無く、「概念」となります。



しかも誰でも理解出来る、客観的な「概念」でなければなりません。



言うなれば「メタ概念」です。



その機能は、新しいイメージを生み出すことです。



なので、現象的なところからいくら探しても見つかる事はありません。



その「新素材」を発見するには、



全てのあらゆるイメージの元素であり、イメージの抽象度を上げていき、より本質的に観たり、イメージの背景を観ようとする探し方でないと見つかりません。



そして最終的に新素材である「メタ概念」を発見します。



発見した後は、それをどのように応用、活用していくのか?というステップになり、



それの達人になればなるほど、新しいイメージを持続的に生み出せるようになり、0→1のクリエイティブな人材に成長していきます。



こうなれば、AIから仕事を奪われるという心配は一切無くなります。



ちなみに、自力でこの新素材を発見しようとすれば、多大な労力と時間とお金がかかります。



なので、既に発見している人に実際に会って共有してもらうのが一番早いです。



本質的な追求や、抽象度の高いイメージを持っている人と実際に会う事はとてもとても大事なのでぜひしてみて下さい。


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「体感」の危険性と「論理」の重要性


人が何かを理解する時に、勉強して頭で論理的に理解していく場合と、実際に見たり感じたり、身体で理解していく場合の2つに分かれると思います。



前者よりも後者の方がより強力に印象に残り、深く学ぶ事ができると思います。



この身体感覚で得る「体感」はとても人間に影響やショックを与えやすいので、人生の方向性を決定付けます。



学校で習った勉強の内容というよりも、今までの人間関係や何かとの出会いによって感動したりショックを受けた事の方が人生の転機になりやすいと思いませんか?



また、様々な神秘体験などを経るとそこに強力なエクスタシーを感じ、とても印象的な経験として記憶に残ります。



瞑想や祈り、修行や様々な方法を通じてとても不思議な体験、神秘な体験をすることができますが



宗教などの集団になると、よりこのような事が実現しやすくなります。



では、タイトルに「体感」の危険性と書いていますが、何が危険なのかと言いますと



その「体感」がとても心地よいので、またそれを求めるようになるということです。



スピリチュアルな世界でもそうですが、1度そのショックな体験をすると、もう一度体験したいという欲求が生まれ



いつの間にか"執着"が生まれていき、人生の目的がそのエクスタシーを感じることになります。



現実に対する諦めや絶望が深い人ほどそこに興味を持ち、執着が生まれやすいです。



また、神秘な体験をする事で、私達は特別な人間だ、凄い人間だ、という"傲慢さ"にも繋がっていきます。



危険性というのは、この"執着"と"傲慢さ"になります。



そして人とは一線を画し、現実から離れたようなフワフワとした生き方になりやすいです。



ですが、不思議な体験、神秘体験をする事が悪いと言っているのではありません。それは実際に喜びや元気を与えてくれるものです。



まず、そのような体験とは一体何なのか?なぜ起こっているのか?
それらを論理的に理解しておくことが大切だという事です。



そうしておけば、極端に神格化したり、快感に囚われたりすることなどが無くなります。



それらを理解しないまま、「体感」を求めていくと危険な道に入っていくことになります。


執着→依存→傲慢さ


と深まっていくと、次第に排他性が生まれていきます。


排他性が生まれてくると、攻撃性が生まれ争いに繋がります。


ですが、「体感」も大事ですね、順番で言えば①「論理」②「体感」のステップで進んでいく事が良いです。

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「考え」ブレーキと「感情」アクセルの関係。「行動」が出来ない理由。


人は何かをやりたい!、何かをしたい!と思っても素直にそれをする事が簡単ではありません。


なぜならその「感情」のアクセルと同時に、「考え」のブレーキを必ず持ち合わせているからです。


この「考え」は環境によって自動的に作られていきます。


成長すればするほど、学べば学ぶほどこの「考え」は複雑化していき、人は「行動」を制限していきます。


簡単に言えば、行動力が無くなり新しいチャレンジが出来なくなっていくのです。


「考え」が少なく「行動力」が高い子供と、「考え」が多く「行動力」が低い大人を比較してみるとわかりやすいでしょう。


その考えの中でも、代表的なブレーキを2つ例にあげます。

①「物事が思った通りにいくはずがない」

②「人に迷惑をかけてはいけない」


この2つが大変強力です。

これは一見当たり前と思うかもしれませんが、その当たり前と思っている事自体が問題になります。


これが当たり前と思う人がいれば、ぜひオススメなのが


1.「物事は思った通りにしかならない」という観点を持っている人に会う

2.「迷惑」という概念が無い国に行く

これを実践してみて下さい。きっとショックを受けると思います。


もちろん、この①と②以外にも、人それぞれ様々な「考え」のブレーキをつくります。


そしてこの「考え」のブレーキと同時に、「感情」のアクセルも構築していきます。


この「感情」アクセルも環境によって作られていきます。


これも代表的なアクセルを2つ例に挙げておきます。


①「物事を思った通りに進めたい!」

②「自分のやりたい事をやりたい!」


「考え」ブレーキに打ち勝って、この「感情」アクセルに沿って生きられる人は一般的に成功者と言われるようになります。


しかし、実はここにさらに深い問題が隠れています。


この「感情」アクセルさえも、自分の意志によって作ったものではなく、環境によって作られたものであることです。


つまり、「考え」ブレーキと「感情」アクセルの中を行ったり来たりして、それを人生の中で死ぬまで繰り返します。


表現を変えると、生まれた時と場所、育った条件によって人生が全て決定されており、運命論の中で生きる事になります。


それはあなたの人生が、人や国、社会システム、メディアなどに支配されやすい事を意味していて、されていたとしても気付く事が難しいし、気付いたとしてもいきなり変えられるものでもありません。


なのでそこに対して問題意識を持つことがとても大切です。

もちろんそこから抜け出す道はありますが、まずは自分の「考え」ブレーキと「感情」アクセルを意識化する事が第1ステップです。

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"アイデア"は生み出す事は簡単だが、消すことが難しい


人間はとてもクリエイティブな生き物なので、いつもいつも様々な"アイデア"を生み出しています。

イデアをグーグル検索すると、
『アイデア=(新たな始まる)物事の中核となる考え』
とでます。

多くの人が
"良いアイデアを生み出すためにはどうすれば?"
と考えていると思います。

そのために勉強し、色んな体験を経て自分の思想や発想を体系化していって、それを形にしていくために行動を起こします。

その過程で様々な限界や壁と出会うので、それを越えられる人もいれば諦めてしまう人もいるでしょう。

人は生きていく過程で情報知識や経験を集め、そこから様々なアイデアを構築し、そのアイデアに基づいて行動します。

言い方を変えれば、そのアイデアの範囲が人の行動範囲となり、その範囲は過去に依存している状態と言えます。

過去の情報知識体験を基にアイデアを生み出し、その範囲で行動するので、逆に言えばそこから外に行く事が出来なくなります。

•私は何が出来て何が出来ないか
•これはやって良いがこれはやってはダメ。
•あの人とは付き合うが、この人とは付き合わない。

イデアを生み出せば生み出すほど、自分の行動範囲は決定されていき自らを縛っていきます。

実はそこに問題が潜んでいます。

それは1度決定されたものからなかなか自由になることができないという事です。

イデアは生み出す事が出来ても消す事がとても難しいからです。

表現を変えれば"0になる"事が難しいんです。

"消し方"を身につけて0になれるようになると、アイデアを創造したり、破壊したり、これまでよりも自由自在な動きが可能になっていきます。

逆に消す方をせずに生み出す事ばかりしていると、自分のアイデアに執着が生まれていき、その考えを絶対視したり、手放せなくなっていくのです。

その結果、自分のアイデアと相手のアイデアで衝突したり、他人をジャッジして攻撃したり、拒否する行動へと繋がっていきます。


特にいまの大量情報社会においては、アイデアの多様性が広がり、より相手と分かり合う事が困難となり、人間関係が難しくなっていくのです。

恋愛、結婚、仕事においても昔より単純では無くなってしまっています。

なので、相対的に今"0になる"必要性が高まってきています。

凄く簡単に言うと、

「自分の考えを手放して、相手の言う事を素直に聞く」

これが口で言うのは簡単ですが凄く難しいです。

これを本当にやろうと思ったら、自分のアイデアを0化する技術と、0になって相手の話しを聞く技術をちゃんと学ばなければ不可能です。

良いアイデアを生み出す事はもちろん大事ですが、生み出したアイデアを消そうとする事も同じくらい大事です。

ちなみに、忘れる事と消す事は違いますよ。

ぜひ意識してみて下さい。

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