多様性を増やせば、複雑性も増す。どのように管理するのか?
最近、均質性や同調性と言ったこれまでの日本の集団圧力なようなものに対して嫌気が指し、そういったシステムを破壊しようとする動きがよく目に付きます。
年齢や能力などで階層別にカテゴライズしていくことは、人間の集団を管理して問題を起きにくくする効果があります。
では、そのカテゴリー、枠を外せばどうなるのでしょうか。
良い面を言えば、多様性が増し、新たな気づき発見が生まれて創造性が発揮されていきます。
悪い面を言えば、複雑性が増し、直面したことのない問題が次々に生まれ、管理・統制不可能になっていきます。
この悪い面が語られずに多様性を美化されるのは私は嫌いですが、
多様性、複雑性が増していくのは時代の流れの方向性ですね。
だから、この複雑性を統制する管理能力は絶対的に必要です。
もし統制できなければ、精神的に病む人が爆発的に増えるでしょう。
どのような組織においても、日々日々複雑性は増していきます。
その複雑性を管理統制するシステム・能力を日々向上させていくことがとても大事です。
そのキーは、教育とITでしょう。