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〈環境適応〉デジタルマインド✖️デジタルスキル

こんにちは!普段教育系の仕事に携わりながら、よく話している事にロボットプログラミングがあります。来年度から小学校では必修化され、算数や国語と並ぶ科目の1つとなります。なぜ、ロボットプログラミングをやる必要があるのか?これは教育業界の人や子供を持つ親、全ての人が考えなければならないこととなりました。今日はこの事について話します。

 

テクノロジーで包まれる社会では、デジタルな考え方、デジタルな道具、デジタルな技術を身につける事が環境適応

学校や塾ではプログラミング的思考力を育てましょうとよく言われます。デジタル的に物事を見たり考えたりする事をここではデジタルマインドと言います。今まではプログラミングと聞くと専門的なイメージが先行していましたが、今ではそのイメージではなく、国語や数学などの一般的なイメージにシフトしなければなりません。社会がテクノロジーで包まれている今、その社会に適応するには人間のマインドもデジタルにならなければ非常に生きづらい世の中になってしまいます。その上で、オンラインで仕事ができるデジタルスキルを身につける事で、よりこれまでよりも自由で生産的になっていきます。

 

働き方改革をするにはデジタルスキル、在り方改革をするにはデジタルマインド

過剰労働時間の問題、人材不足の問題、組織に縛られないフリーランス、ギグワーカーの登場など、いまは働き方改革がどんどん推し進められていますが、その改革を推進するには必ずITテクノロジーが必要になり、それを使いこなすデジタルスキルもまた必要になります。そのスキルが身につくほど、働き方改革は成功し、個人的にも社会的にも問題解決の方向に向かっていきます。しかし、それに関しても人によって差がつき、デジタルを使いこなせない人ほど不利益を被り、その組織の中に居られなくなっていく問題があります。そのデジタルスキルの差はどうして生まれていくんでしょうか。その裏側にはデジタルマインドの差があり、人間や世界とは何で、どのように在るのかという認識の差が原因になっているのです。アナログな認識方式ではデジタルに適応できません。だからこそ、働き方改革と同時に在り方改革が必要になります。

 

アナログはonの連続、デジタルはonとoffの不連続、世界は在り続けている連続ではなく、生まれたり消えたりonとoffの不連続で動的

蛍光灯をふと見ると、ずっと光り続けているように見えます。しかしその仕組みを勉強した人なら、実は蛍光灯は高速で光っては消えてを繰り返していて、それを人間の目から見ると光っているところだけを認識し、ずっと連続的に光り続けているように見えているだけと説明する事が出来るでしょう。物理学の世界でホログラフィック宇宙論というものがありますが、そこでは宇宙はホログラムであると言っています。その仕組みを解明し商品化しているNoh jesuもこの宇宙はホログラムであると言っています。常に生まれたり消えたりを超光速で繰り返しており、人間の脳がその生まれた瞬間だけを切り取っているから、ずっと在るように見えていると説明しています。このように、森羅万象をデジタルに観る事をデジタルマインドと言っています。このマインドが育てば育つほど、これからの社会に適応していくことになるでしょう。

 

国家や企業がデジタルシフト出来るかどうかはこのデジタルマインドのレベルによる。教育化して広げられるか

ロボットプログラミングの授業を取り入りいれることでプログラミング的思考能力は育っても、デジタルな世界認識は育ちません。人間の考えや感情も生まれたり消えたり、不連続に変化します。線形的で連続的に予測できる形で変化しません。社会の情勢についても同様です。あらゆる物事をアナログで捉えようとすれば、不明確で予想外な事ばかりとなり、生きていくことが不安や恐怖の負の感情で包まれることになります。逆に言えば、デジタルな認識を身につける事ができると、世界に対する理解が進んでいき、あらゆる物事を深く理解し、予測できるようになり、期待した通りに進むようになり、ストレスや負の感情から解放されることになります。全ての子供や大人がこのような認識を獲得し、国としても義務教育化し、生き生きとデジタル社会を生きられるようにしていこうと思います。

 

 

以上です。