"国際化"で必要になってくる能力
国際化しているから英語を学ぶことが必要とよく言われます。
でも僕が思っている次世代の人材が必要な能力とはこれだけじゃないと思っています。
なぜ英語を学ぶのか?と聞かれた時、わりと外国人と話す実用性の観点から答えを出されることが多いです。
でも英語を話せる実用性だけ考えるなら、AI翻訳で十分なのではないかと思ってしまいます。
とりあえず、"国際化"の時代に必要なことをずらっと上げてみます。
1.言語の習得(話す道具と考える道具)
2.世界規模で考えるチカラ
3.国を越えても通じる知識
4.多様な意見の受容
5.表現の客観性
6.迷わないための軸
7.自国の特徴
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上げればきりが無くなりますが、簡単に言えば大変になるということですね。
1から話すと、
言語をただ話すために学ぶのはとてももったいないです。
言語は考えるための道具でもあります。日本人は日本語を使って考えるし、韓国人はハングルを使って考えます。
言語がその人の人格形成に大いに影響していることは想像に難しくありません。
だから、英語を学ぶことは考え方を変えることでもあるし、話すことが客観性を帯びてきたり、論理的に話せるようになったり、意識を変えていくことにも多いに役立ちます。
国際化社会においては、多言語を学ぶことは非常に大きな価値となると考えています。
日本語で考え、日本文化の元で、日本的な感覚で外国を見て、外国の事をわかった気になってしまうのは失礼だと思います。
様々な言語を学ぶことで、それをきっかけにその国の背景を知ることとなり、理解することが可能になり、だから共存していく道が考えられるのではなかろうか。
平和的に国際化をするために、そういった学びが必要と思いますし、むしろそれが無かったら争いが増えるだけだろうなと。