心の世界へ!

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【新しい組織とはなんなのか?】

 

"勉強"といえば、目的意識を持つことによって行うことがほぼほぼですよね。
例えば受験を合格するため、定期テストで何点取るため、親から認められるためなど。
大きな目的を達成するまでに小さな目標がたくさんあって、それを達成し続けられていれば楽しいし、達成し続けられていなければ楽しくない。そして疲弊します。仕事もそんな感じですよね。

これとは違い、大きな目的は無くとも、ただ勉強することが楽しいからやっているという場合もあります。この場合はハマると最強ですよね。それは理想のようにも思います。しかし弱点もあり、楽しくなければやらないし、楽しくてもいつか飽きてしまうということです。

学校や企業で行われる勉強も仕事も、この両輪によってモチベーションを作り続けているのが現在です。

では、これまでに無い、新しい組織、新しい学校、新しい企業ではどのようにモチベーションをつくるのでしょうか。

私は思うに"存在意義"がキーワードです。
未来の子供達はどのように学習していくのか。私が予測するに、目的意識や楽しさ以上に重要なのが、"私は何者なのか"という問いに対して答えを出すことができることです。全ての子供達がその答えにたどり着くことができる教育体系が最も重要な科目になります。

"私は何者なのか"の答えがわかれば、"私は何をすればよいのか"が次の段階でわかります。未来の子供達はこれを完全に理解し、勉強することに対しての抵抗が0になり、半端では無いスピードで学習をしていくでしょう。

目的意識は受験合格といった小さなものではなく、どのような社会をつくりたいのか、どのような世界をつくりたいのかという大きなものになるのが普通になると思います。なので自然と周りの人間を巻き込み、社会性、協調性、リーダシップは養われていきます。

勉強の楽しさに関しても、どの科目であろうと深く学びを得ることができるので、何をしても楽しさを見出すことができるでしょう。同じ科目に関しても毎回違う角度で観ることができるようになるので、マンネリの問題も起こらなくなります。

経済ニュースを見ようと、スポーツを見ようと、高い抽象度で物事を観ることができるので、汎用性の高い本質的な知識を得て、何をしていても勉強化してしまいます。

また最も効率の良い勉強とは、人間同士のコミュニケーションから生まれるシナジー効果と理解し、お互いを高め合いながらさらに学習効率を高めていきます。

今回は未来の学校バージョンでしたが、これが私の考える新しい組織の姿ですね。リライズ協会を作りながら、理想の学校の姿をよく考えていますが、とても楽しいですね。