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集中と解像度2

集中とは、時間的に言えば過去の事柄、未来の事柄について考えることを切り離し、今に意識を集中すること、空間的に言えば、1つの事柄についてのみ考えることと、ここでは言っています。

 

考える枠を狭めることによって集中が起き、その枠内の解像度が上がり、よりリアルで繊細にその事柄についての思考が進みます。

 

思考の始まりは”問い”です。そもそもその思考は、どのような問いから始まったのか?それを把握し、”答え”にたどり着けば思考の終わりです。その過程が思考なので、始まりと終わりを明確にし、答えにたどり着くまではその思考を進めることに集中することが大事です。

 

その問いの質、思考の質によって、答えの質は決まります。人は常に新しい問いを日々生産し、思考しています。しかし、答えまでたどり着かず、ずっと思考した状態で疲れてしまう場合が多いです。

 

意識が分散すると思考が途中で途切れ、それでも新しい問いを生産し続けるので、常にいっぱいいっぱいになり、考えるのに疲れて全てを放棄してしまいます。

 

集中し、解像度が上がることによって答えにたどり着ける割合が増加し、日々の気づきと発見が溢れるようになっていきます。また、もやもやが減っていき頭がスッキリしていくようになります。

 

では、集中を起こすにはどのようにすればよいのでしょうか。

次はそのことについて書いていきます。