父親の存在
最近父親の存在について考えることが多いです。
私にとっては父親はとても大きな存在です。
人格形成で父親の影響はとてつもなく大きいでしょう。
感情的な父は、小さい頃は怖い存在でした。
私はいつも反発していて、喧嘩していた思い出が強く残ります。
その感情的な父に反発して、私はいつでも冷静な自分であろうとしました。
感情を表に出すのは良くない。いつも冷静で論理的な自分であれば良いんだ!というのが自分なりの哲学でした。
大学院生の終盤頃から、ようやく父親のことを理解しようとし始めました。
話しを聞き、背景を理解していくと共に、父親の振る舞いに納得がいきました。
表現されなかった、背景に隠された涙を感じることができました。
父親に対する認識が変わり、より自分の役割というものを意識するようになり、感謝の気持ちは増えていきました。
家族だからこそ偏見に満ちており、近いようで遠い存在になりがちです。
家族のことは、これからも理解を深めようと思います。